無免許ブローカーが暴力団関係者の賃貸借契約を締結

2023年11月27日

 FNNプライムオンラインの記事(Yahoo!)から引用します。

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※2022年11月28日追記:リンク先の元記事が削除されたのでリンクを解除しました。

※2023年11月27日追記:名誉権の問題があるため、引用記事内に記載されている容疑者の氏名を修正しました。

【独自】“暴力団”の賃貸に協力か 無免許で契約を仲介
10/26(水) 19:03配信

無免許で不動産契約を仲介した疑いで逮捕された男が、暴力団関係者への仲介にも関わっていたとみられている。

埼玉・川口市の不動産管理業・A容疑者は、免許がないにもかかわらず、5件の住宅の賃貸契約を仲介した疑いが持たれている。

このうち1件を契約していた、指定暴力団・住吉会系組員のB容疑者は、暴力団事務所として使うことを隠した、詐欺の疑いで逮捕された。

警察は、A容疑者が、ほかにも暴力団関係者の賃貸契約に関わっていたとみて調べている。

FNNプライムオンライン(Yahoo!)

 埼玉県で無免許ブローカーが逮捕されました。宅地建物取引業免許を受けずに無免許で賃貸物件の仲介を行う行為は宅地建物取引業法に違反する行為であり、3年以下の懲役または100万円以下の罰金刑に処せられ、併科されることがあります。

 まともな不動産会社は無免許ブローカーを相手にしていません。筆者の会社では出入りを禁止しています。他の不動産会社でも相手にしていないところがほとんどであると思います。

 無免許ブローカーは地面師と同様のアウトローであり、不動産取引に介在させると重大なトラブルに巻き込まれる恐れがあります。宅地建物取引士資格試験に合格していない者が大半であり、最近は相手にしない不動産会社が増えています。このため、多くの無免許ブローカーが違法な取引に活路を求めたくなるようです。

 不動産会社には反社会的勢力に対する物件の斡旋をしないことが求められており、違反した場合にはいわゆる暴力団対策法により処罰されます。逮捕された無免許ブローカーは、暴力団関係者が関係する複数の賃貸借契約を無資格で仲介したようです。

 あくまでも推測ですが、賃貸物件の一室に暴力団事務所が入居した旨の情報が警察に届き、オーナー様が所持している賃貸借契約書等の書類から無免許ブローカーの存在が明らかになり、逮捕に至ったものと思われます。

 逮捕された無免許ブローカーは、暴力団関係者が借主となる賃貸借契約の仲介が違法であることを知りながら、暴力団関係者との賃貸仲介に活路を見い出そうとしたのかもしれません。このあたりは今後の裁判で明らかになると思われます。