不動産会社の経営者がマッチングアプリで結婚詐欺?

2024年2月1日

NHK 首都圏 NEWS WEBから引用します。

※掲載社の都合によりリンク先の元記事が削除され、リンクが切れることがあります。

※2023年11月27日追記:名誉権の問題があるため、引用記事内における容疑者の氏名を修正しました。

※2024年2月1日追記:リンク先の元記事が削除されたため、リンクを外しました。

マッチングアプリで結婚詐欺疑い 不動産会社の経営者逮捕

11月01日 10時45分

マッチングアプリで知り合った女性2人に対し、結婚をほのめかしたうえで、一緒に住むマンションの購入資金だとうそを言ってあわせて900万円余りをだまし取ったとして、50代の不動産会社の経営者が逮捕されました。
警視庁は2人を含む少なくとも5人の女性からおよそ1億円をだまし取っていたとみて調べています。
経営者は容疑を一部否認しているということです。

逮捕されたのはさいたま市南区に住む不動産会社経営、A容疑者(56)です。
警視庁によりますと、去年1月から4月にかけて、マッチングアプリで知り合ったいずれも都内に住む50代の女性2人に対し、結婚をほのめかしたうえで、一緒に住むマンションの購入資金だとしてあわせて910万円をだまし取ったとして詐欺の疑いがもたれています。
経営者は、それぞれの女性と交際が始まってすぐにマンションの内覧に行き、「高級車を買ったばかりで、手元に金がないので、一時的に出してほしい」と持ちかけていたとみられるということです。
調べに対し、「事実ではないところもある」と容疑を一部否認しているということです。
警視庁は今回の2人を含む少なくとも5人からあわせておよそ1億円をだまし取っていたとみて調べています。

NHK 首都圏 NEWS WEB

 コロナ禍の長期化により、大きなダメージを受けた企業が無数にあります。不動産業界は、比較的ダメージが少なかった業界であるといわれています。しかし、収益用不動産の売買仲介を行っている不動産会社を除き、深刻なダメージを受けたところが大半です。

 詐欺行為の動機として新型コロナウィルス感染症による経営資金の枯渇が背景にあるのかもしれません。しかし、報道されている内容が事実であれば、理由が何であれ同情の余地はありません。

 被害者は大変にお気の毒です。しかし、被害者は相手の職業や経営する不動産会社の経営状態を確かめずに結婚に同意したのでしょうか。このあたりは裁判で明らかになると思います。

 不動産に限らず会社のWEBサイト、特に経営者のブログにはその会社が置かれている状況が良く表れます。新たな取引を開始する際は、確認が欠かせません。